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整骨院のPPC広告で効果を上げる!除外キーワードの設定とは?


PPC広告を活用している整骨院・整体院の先生の中には、「最近、広告の反応が悪くなった…」「広告費に対して新規が取れない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?


この記事では、PPC広告の効果が落ちてしまう3つの主な要因と、費用対効果を改善するための具体的な対策「除外キーワードの設定」について解説します。


PPC広告の成果が思うように出ないと感じている先生は、ぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.PPC広告の反応が落ちる3つの原因
    1. 1.1.競合の増加で患者さんが分散している
    2. 1.2.似たようなサイトが増えた
    3. 1.3.クリック単価(CPC)が上昇している
  2. 2.費用対効果を上げる「除外キーワード設定」
  3. 3.除外キーワード設定の注意点と運用方法
    1. 3.1.除外しすぎは逆効果
    2. 3.2.設定の頻度は2ヶ月に1回でOK
    3. 3.3.自院の地域の他院名も確認
  4. 4.除外キーワード設定でPPCの成果を取り戻そう

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PPC広告の反応が落ちる3つの原因

PPC広告の成果が落ちる背景には、主に以下の3つの要因があります。


競合の増加で患者さんが分散している



ここ数年、PPC広告を出す整骨院・整体院が一気に増加しています。昔は広告を出していない店舗も多く見られましたが、今ではPPC広告を出していない治療院を探すほうが難しいほどです。


一方で、地域の人口は大きく変わっていないため、広告を出す院が増えた分だけ患者さんの選択肢が増え、流入分散してしまう結果自院広告効果薄れしまうケースが増えています。


似たようなサイトが増えた



集客の勉強会やテンプレートの普及により、どの院も同じような構成・デザインホームページになりがちです。


そのため、患者さんから見ると「どこも同じに見えて、違いがわからない」と感じやすく、結果的に選びづらくなっているのが実情です。


こうした状況では、立地や価格、設備など利便性の高い条件を持つ院に患者がさんが流れやすく、利便性で勝負しづらい一人治療院にとっては、大手やチェーン店に埋もれてしまうリスクが高くなっています。


クリック単価(CPC)が上昇している



以前は100円でクリックを獲得できたキーワードが、現在では150円〜200円になることも珍しくありません。クリック単価が上がることで、1人あたりの集客コスト(CPA)も上昇し、同じ広告費でも得られる成果が少なくなってしまいます


費用対効果を上げる「除外キーワード設定」



PPC広告の反応が落ちてきたと感じたら、まず見直したいが「除外キーワード」の設定です。


除外キーワードとは、「この検索語句では広告を表示しないでほしい」という条件を設定する機能で、無駄なクリックを防ぐために非常に効果的です。


たとえば、以下のようなキーワードで検索したユーザーの場合、来院可能性が低く、除外対象とするが望ましいといえます。


「腰痛 ツボ」:セルフケア目的で検索している可能性が高い
「自律神経 チェック」:情報収集の段階で、今すぐ来院したいとは限らない
「おひさま整骨院などの他院名」:その院に行きたい人、該当院以外の広告表示は無駄
「外反母趾 サポーター」:商品を探している可能性が高く、施術を求めていない


もちろん、「自律神経 チェック」などで検索するユーザーは何かしらの不調を感じていることから、将来的に院に来る可能性を見越して広告予算の多い整骨院ならありです。


しかし、3万〜5万と限られた予算しかない先生の場合は、除外設定をしっかり行い、今すぐ来る人に絞って広告を出したほうが広告費の無駄がありません


除外キーワード設定の注意点と運用方法

設定の精度を上げるには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。


除外しすぎは逆効果



以下のようなキーワードは一見、除外すべきに思えますが、実は予約につながる可能性があるため注意必要です。


「◯◯症 原因」
「新宿 整体院」


とくに「新宿 整体院」は、その地域で整体院を探している明確なニーズがあるため、広告表示すべきキーワードです。また、「◯◯症 原因」といった検索も、症状の原因を調べている段階とはいえ、予約につながるケースもあります。


うしたキーワードまで除外してしまうと、そもそもの広告の表示回数が減ってしまい、予算が使いきれなかったり、効果あったはずキーワードを消ししまっ集客落ちるといったリスクも生じます。


そのため、「絶対に来ないであろうキーワード」だけを除外することが鉄則です。


設定の頻度は2ヶ月に1回でOK



除外キーワードの設定は毎週やる必要はなく、2ヶ月に1回程度の見直しで十分です。


広告レポートの中にある「検索クエリ(実際にクリックされた検索語句)」をチェックし、「これは無駄」と思うものをリストアップして広告業者に伝えましょう。


自院の地域の他院名も確認


地域内の他院名も除外キーワードに加えることで、無駄な表示を防げます。業者任せでは限界があるため、先生自身が地域のライバル院名を洗い出して、除外設定を依頼することが大切です。


除外キーワード設定でPPCの成果を取り戻そう

広告の反応が落ちてきたと感じたら、まずは除外キーワードを見直しましょう。競合が増え、クリック単価が上がっている今、「いかに無駄な表示を減らすか」が成果を左右します。


「除外しすぎず、でも放置しない」このバランスを保ちながら、2ヶ月に1度はクエリをチェックすること


それだけで、広告の無駄を減らし、限られた予算で最大の成果を出すことが可能です。PPC広告の費用対効果に悩んでいる先生は、ぜひ参考にしてください。




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松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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