
治療院のホームページ集客で成功するための鉄板方程式とは?
「ホームページを作ったのに新規患者が増えない…」と悩んでいませんか?
実は、治療院のホームページ集客には“鉄板の方程式”があります。
そこで今日は、治療院のネット集客を成功させるために「押さえるべき考え方」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説していきます。まずはこの記事でホームページ集客の基礎を一緒に学びましょう。
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治療院ネット集客の基本方程式とは?
以下が、治療院のネット集客で成果を上げるための鉄板の方程式です。
「アクセスの質と量 × ホームページの内容 × 評判 − (ライバルの強さ)」
ネット集客は、「知ってもらう対策」と「選んでもらう対策」の両方がうまく掛け合ったとき、初めて新規集客の結果が出ます。
アクセスの質と量(知ってもらう対策)
どんなに良いホームページを持っていても、そもそも見てもらえなければ意味がありません。「アクセスの質と量」は“知ってもらう”ための対策です。
主に次の3つの手法があります。
- PPC広告(リスティング広告):即効性があり、最優先で取り組むべき施策
- Googleビジネスプロフィール:無料で始められる必須対策
- SEO対策:効果が出るまで時間がかかるため、優先順位は低め
現在は検索結果の最上部にPPC広告が4件、その下にGoogleビジネスプロフィール、さらにその下にSEO対策ページが表示される構成となっており、SEOで1位を獲得しても表示位置としては8番目になってしまうこともあります。
そのため、まずはPPC広告とGoogleビジネスプロフィール対策が集客の鍵です。
ホームページの内容(選んでもらう対策)
どんなにアクセスがあっても「選ばれる」ページでなければ集客にはつながりません。患者さんから選ばれるかは、ホームページの質により決まります。
そもそも、治療院のホームページには大きく分けて2種類のページがあり、それぞれどんなキーワードで検索をされた方向けのページかご存知でしょうか?
トップページ:地域名×業種(例:池袋 整体)で検索した人向け
症状別ページ:地域名×症状(例:池袋 腰痛)で検索した人向け
トップページに訪れる患者さんの多くは、「どこか良いところはないかな?」とライトな気持ちで検索しているユーザーです。そのため、メディア掲載、口コミランキング、推薦者の声など、わかりやすく「すごい治療院だ」と感じられる要素を打ち出し反応を高めましょう。
一方、症状別ページは、他院で改善しなかった、医師から手術を勧められた、痛みと長く付き合ってきた…そんな悩みが深くて重い患者さんが辿りつくページです。だからこそ、症状の背景、他院との違い、具体的な改善事例など“深い共感”と“希望”を与えるコンテンツが求められます。
自分の院がどの層を集めたいかを明確にし、それに応じて力を入れるページを選びましょう。
外部の評判(選んでもらう対策)
アクセスと内容が整っていても、最終的に来院を決める後押しになるのが“外部の評判”です。とくに今はGoogleビジネスプロフィールの口コミが大きな影響力を持っています。
まずは良い口コミを30件集めることを目指しましょう。この数字を超えたあたりから、「口コミを見て電話しました」という反応が増えます。
その後は地域の口コミの数でベスト3入りを目標にし、最終的には1位を狙います。さらに、2位との差を1.3倍以上に広げると「選ばれる確率」が一気に上がります。
これは心理学的に“感情が動く差”とされており、スーパーの割引などビジネスでもよく活用されている法則です。
ライバルの強さ(選んでもらう対策)
ネット集客には、避けられない“エリアの競合”という壁があり、ライバルのホームページの強さが自院のネット集客に大きく影響します。
たとえば、普通のホームページでも成果が出やすい弱いエリアとは異なり、都市部といったライバルが強いエリアではホームページの質が高く、SEOや広告対策も徹底しています。
「アクセスの質と量 × ホームページの内容 × 評判 − (ライバルの強さ)」
この「ライバルの強さ」が方程式の中でマイナス・カッコ付きになっているのは、自分ではコントロールできない要素だからです。
正確には移転することで対処することもできますが、あまり現実的ではないため、影響は大きいものの“変えられない前提” として捉える必要があります。
症状別ページはどう作る?作成のコツと優先順位
症状別ページは“深い悩み”を持つ患者さんを呼び込むために不可欠な存在です。
とくに、悩みの深い患者さんはリピートにつながりやすく、継続的な通院を前提にしているケースが多いため、結果として回数券や会員制度の利用も増えやすく、経営の安定にもつながることも。
ここをしっかり作ることで、リピート率も高い“理想の患者層”が集まります。
狙うべきは「何科に行けばいいのかわからない症状」
症状にはさまざまな種類がありますが、「集客しやすい症状」と「そうでない症状」があることをご存じでしょうか?
ライバルが多い症状:肩こり・腰痛 → 競合が多く、比較されやすい
集客しやすい症状:顎関節症・加齢による膝の痛み・原因不明の痺れなど → 患者が「何科に行けばいいかわからない」ため、検索されやすい
もちろん、メジャーな症状を作ることも大切です。
しかし、医療機関で軽視されやすい症状、加齢や体質のせいにされやすい症状、対処療法で済まされやすい症状などは、患者さん自身がネット検索で情報を求める傾向があります。
こうした症状に対して丁寧に訴求したページは、治療院としての専門性を伝えやすく、集客にもつながりやすくなります。
まずは10〜20ページから作成しよう!
このような話をすると必ず「症状別ページは何ページ作ったらいいですか?」と聞かれます。
対応できる症状は全て洗い出し、まずは10〜20ページを目安に構築しましょう。
その後は集客状況を見ながら、広告を使って強化したい症状のページを増やしていくのが理想です。
今の自院は「知ってもらえているか」「選ばれているか」?
いかがでしたでしょうか?
治療院のホームページ集客には以下の方程式が基礎にあります。
「アクセスの質と量 × ホームページの内容 × 評判 − (ライバルの強さ)」
この方程式をもとに、「知ってもらう力」と「選んでもらう力」の両方を見直すことが集客改善の第一歩です。
まずは、PPC広告とGoogleビジネスプロフィールに力を入れ、口コミ30件獲得→ベスト3入り→1位→2位に30%差をつけるという段階的な戦略を進めましょう。また、ホームページはトップページと症状別ページで検索意図が異なるため、それぞれに合った構成・訴求が必要です。
これらの土台を理解した上で、キャッチコピーや写真、オファーなどの細かい改善を積み重ねることで、集客効果は着実に高まっていきます。
「今、自院はどこが弱いのか?」を明確にし、優先順位をつけて正しい対策を実践していってください。
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