
整骨院で会話に困る時の対処法!リピート率も上がる話し方
施術中の会話、何を話したらいいか分からず、毎回同じ内容になっていませんか?とくに3回目・4回目以降、患者さんとのコミュニケーションに悩む先生は少なくありません。
実は、施術中の何気ない会話こそ、リピートにつながる大きなチャンスです。
この記事では、患者さんの不安を解消し、信頼を深めてリピートにつなげるための会話術を6つの視点から解説します。施術中の会話に悩んでいる先生は、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
1.患者さんの承認欲求を満たす一言が会話のきっかけに
患者さんは、褒められたり認められたりすることで安心します。例えば「肩、かなり張ってますね。お仕事お忙しいんですか?」と声をかけるだけでも、「そうなんですよ〜」と話が広がります。
信頼関係を構築するためにも、「これはお仕事を頑張っている人の腰ですね」といった、体の状態に対して前向きな言葉を添えるなど、患者さんの承認欲求を自然と満たす会話を心がけましょう。
2.専門用語をかみくだいて、知識レベルを合わせる
施術者と患者さんでは、身体への知識量に大きな差があります。その差を埋めるように、「◯◯筋って聞いたことありますか?」とやさしく質問を交えながら、身体の構造や不調の原因を説明することが大切です。
知識が増えると「今、通院をやめたらどうなるか」もイメージしやすくなり、自己判断での離脱を防ぐことにもつながります。
3.「同じ症状の方も多いですよ」で安心感を与える
患者さんは「この痛み、自分だけじゃないのか?」と不安を抱いているものです。そんな時は「同じような症状の患者さん、うちにも多いですよ」「皆さんちゃんと良くなっています」と伝えることで、安心感を与えることができます。
孤独感を解消するだけでなく、「ここなら安心して任せられる」と感じてもらえるように、前向きな言葉で伝えていきましょう。
4.通院の目安と現状を具体的に伝える
「あと何回で良くなるの?」「本当に良くなるの?」という不安を解消するには、毎回の施術で進捗を伝えることが重要です。
「最初はガチガチだったこの筋肉、今かなり柔らかくなってきましたよ」「山登りで言えば7合目くらいです」など、患者さんの“現在地”を可視化する表現を取り入れましょう。
さらに、「なぜそう判断するのか」もセットで伝えることで、納得感と安心感が生まれます。
5.プライベートを少しだけ公開して安心感をプラス
すべてを話す必要はありませんが、「実はうちの妻も肩こりで…」や「子どもがいて…」といった、ちょっとしたプライベート情報を伝えることで、患者さんとの距離がぐっと縮まります。
とくに、女性患者さんの場合、男性の先生と2人っきりの空間では、少なからず身構えてしまうものです。だからこそ、「既婚者なんだ」「家族がいるんだ」とわかるだけでも、不安がやわらぎ、安心して通いやすくなります。
6.共通点を見つけるとリラックスした関係が築ける
「出身地が同じ」「同じ趣味がある」など、患者さんとの共通点を会話の中で見つけることも、信頼関係を深めるコツです。
「僕もそこ出身なんですよ」「あの映画、私も見ました!」など、会話を重ねることで、施術以外の面でも親しみを持たれやすくなります。
不安を解消する会話が、信頼とリピートを生むカギ!
患者さんは常に「本当に良くなるの?」「任せて大丈夫?」といった不安を抱えています。施術中の会話に困るのは、この患者さんとの距離がまだ縮まっていない証拠かもしれません。
不安をやわらげる会話を意識するだけで、信頼関係が深まり、会話にも迷わなくなります。
今日の内容が少しでもヒントになったら、ぜひ現場で試してみてください。
\2ヶ月トライアル無料/
治療院に特化した予約ツールを探している方へ
▼顧客管理ツール・予約システム詳細はこちら
https://www.mm-laboratory.com/cockpit