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整骨院・整体院の予約キャンセルを激減させる「たった1つの工夫」


整骨院・整体院を経営する上で、予約のキャンセルや時間変更は避けられない課題です。しかし、ある「たった1つの工夫」を取り入れるだけで、これらの問題を大幅に減少させることができます。


この記事では、患者さんとの信頼関係を築き、リピート率を向上させるための具体的な方法をご紹介します。予約のドタキャンに悩んでいる先生は、ぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.予約キャンセル・変更を防ぐ「ひと工夫」とは?
    1. 1.1.すぐできる!「確認」と「アイスブレイク」
  2. 2.キャンセルが多い先生の特徴と改善策
    1. 2.1.1.一方的な説明
    2. 2.2.2.間を取らない会話
    3. 2.3.3.言いくるめるような話し方
  3. 3.実践すべき追加の対策
    1. 3.1.次回予告の活用
    2. 3.2.リマインダーの送信
  4. 4.キャンセルを減らす鍵は「ひと手間を惜しまない姿勢」

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予約キャンセル・変更を防ぐ「ひと工夫」とは?

次回の予約、つい勢いで取っていませんか?


予約を取る雰囲気作りが上手なのは悪いことではありませんが、「断れない雰囲気」で予約をされると、後から患者さんが気持ちを変えてしまうこともあります。


そうならないためにも、「逃げ場=考える時間」を意図的に作ってあげることが大切です。


すぐできる!「確認」と「アイスブレイク」



キャンセル・変更を防ぐためにも、「確認」と「アイスブレイク」、この2つを意識して取り組み、納得した状態で予約取りましょう


確認:患者さんに「いつ来るのか」をきちんと再確認してもらうこと

アイスブレイク:予約後に“考える余白”を与え、気持ちを整理させてあげること


具体的には、「予約を取ったあとの流れ」を見直し、以下の順番に変えるだけです。


  1. 施術終了後、まず次回予約を取る
  2. 予約後に、セルフケアや注意点などのアドバイスをする
  3. その後に一言、「次回は◯月◯日◯時でよろしかったですか?」と再確認
  4. 変更があればその場で調整し、最後に会計


「次回予約→お会計」ではなく、「次回予約→アドバイス→お会計」と流れを変えることで、患者さんはアドバイスを聞いている間に「本当にこの日で大丈夫かな?」と一度立ち止まって考えることができるため、キャンセル防止につながります。


キャンセルが多い先生の特徴と改善策

では、予約キャンセルが多い先生には、どんな特徴があるのでしょうか?


実は、ある共通した“やり方”があります。次の項目に自身が当てはまっていないか、一度チェックしてみてください。


1.一方的な説明



患者さんとの会話が一方的になっていませんか?

説明ばかりで質問をしないと、患者さんは理解しづらくなります


オープンな質問を取り入れ、患者さんの意見や感想を引き出すことで、信頼関係を築くことができます。


2.間を取らない会話



説明の際に間を取らずに話し続けると、患者さんは情報を消化しきれません

重要なポイントでは、意識的に間を取り、患者さんが内容を理解できるよう配慮しましょう。


3.言いくるめるような話し方



話術が上手すぎると、患者さんは「言いくるめられた」と感じることがあります

自然体で、患者さんのペースに合わせた説明を心がけることが大切です。


実践すべき追加の対策

基本の工夫に加えて、さらに効果を高めるための対策もあります。

予約の安定性をより強固にするためにも、次の対策も取り入れましょう。


次回予告の活用



予約キャンセルやモチベーションの低下を防ぐうえで、実践していただきたいのが「次回予告」です。


テレビドラマやアニメで次回の展開が予告されると「続きが気になる」と感じるように、施術でも「次回は〇〇の施術を行います」あらかじめ伝えておくことで、「次は何をされるか」「なぜその施術必要なか」といった期待感生まれ、自然来院意欲高まります


たった一言の工夫ですが、習慣化することで確かな効果を発揮します。ぜひ、取り入れてみてください。


リマインダーの送信



予約のドタキャンや日程変更を防ぐうえで、非常に効果的なが「リマインダーの送信」です。LINE・メール・電話・インスタのDMなど、手段は何でも構いません。


たとえば、当社が提供している「コックピット(治療院専用の予約システム・顧客管理)」を使っている先生は毎回自動で2回リマインドメールを送れますが、そういったリマインダー活用し前日に一言送るだけで、「あ、明日だった」と思い出しもらえるので、予約のうっかり忘れを防げます。


自動でリマインドできるシステムがあると便利ですが、たとえ手動でも「たった1通でLTV(顧客生涯価値)が1万円変わる」と思えば、送る手間も苦ではないはずです。


患者さんの継続来院にもつながる大切な一手間として、ぜひ習慣化してみてください。


キャンセルを減らす鍵は「ひと手間を惜しまない姿勢」

治療院に通うことは、患者さんにとって金銭的にも時間的にも負担がかかるものです。症状が好転してくると「もう行かなくてもいいかも…」という気持ちになるのは自然な流れで、継続して通ってくれるかは先生側の「ひと手間を惜しまない姿勢」にかかっています。


予約のキャンセルや変更が起きるのは、こちらの工夫や配慮が足りていなかっただけで、患者さんの責任ではありません。


このマインドを徹底し、手間をかけて寄り添う姿勢を持つことで、予約のキャンセルや変更は大きく減らすことができます。ぜひ、やってみてください。



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松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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