
整骨院の集客が増えない原因はリサーチ不足!成功に必要な4つの視点
「集客を増やしたい」「いろいろ学んで実践もしているのに結果が出ない」、そんなお悩みを抱える整骨院の先生は少なくありません。
整骨院の集客がうまくいかない最大の原因は「リサーチ不足」です。経営を軌道に乗せるには、「市場・ライバル・自分の院・患者さん」、この4つの視点からリサーチを行えば、やるべき施策が明確になり、集客の道筋が見えてきます。
この記事では、「なぜリサーチが重要なのか?」を深掘りしながら、集客につなげる具体的なヒントをお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
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まずは市場をリサーチしよう
「駅チカだから大丈夫」「人通りが多そう」という感覚だけで開業すると、思うように集客できない原因になります。重要なのは、そのエリアに本当に“集客の土台”があるのかをリサーチしておくことです。
たとえば、駅の1日の乗降者数や、東口と西口での年収層・居住者の分布など、数字やデータをもとに地域の特性を知ることができます。こうした情報がわかれば、どちらのエリアにチラシを配るべきか、どんな訴求が響くのかなど、集客戦略の方向性も明確になります。
すでに開業している先生も、まずは自分の院のあるエリアが、どんな人が多く、どういう生活圏なのかをリサーチし直しましょう。
ライバルを知らずに集客はできない
整骨院の患者さんは、必ず複数の院を比較して選んでいます。そのときに比較対象となるのは、近所にある整骨院だけではありません。今の時代、検索結果に表示される他院も大きなライバルです。
「地域名+整骨院」や「症状名+地域名」で検索したときに、
どの整骨院が上位に表示されているのか?
どんな内容のホームページなのか?
いくらで初回施術を提供しているのか?
PPC広告(リスティング)を出している院はどこか?
こういった情報を調べることで、ライバルの戦略や価格帯、強みが見えてきます。
「うちはこのくらいかな」と思って設定した価格や施術メニューが、実は周囲の相場とかけ離れていたり、エリアの特性と合っていなければ、選ばれる確率は下がってしまうので注意してください。
このように、周囲のライバルがどんな価格帯・訴求で集客しているのかを知ることは非常に重要です。自院の強みを活かすためにも、まずは“誰と比べられているのか”を正確に把握しましょう。
自分の強みを知らずにアピールはできない
次に必要なのは「自分の強み」を正しく把握することです。整骨院には数多くの競合が存在する中で、あなたの院を選んで通ってくれている患者さんがいるのなら、必ず選ばれる理由があるはずです。
しかし、「なんとなく来てくれている」「リピートしているから満足しているんだろう」と思っているだけでは、その“理由”を活かすことができません。
なぜ患者さんは他ではなく、
あなたの院を選んだのか?
何が決め手だったのか?
このようなヒアリングを行うことで、自院の強みや魅力が明確になります。
また、こうした“選ばれた理由”は、ホームページやチラシなどの集客ツールにしっかりと反映させるべきポイントです。
まずは、既存の患者さんに直接聞いてみることから始めましょう。そこに、集客成功のヒントが隠れています。
患者さんの背景を知ることで響くメッセージが見えてくる
集客を成功させるためには、患者さん自身のことをもっと深く知る必要があります。ただ「腰が痛い」「肩がつらい」といった症状を聞くだけでは不十分で、その患者さんがどんな経緯で整骨院に来たのかを把握することが重要です。
たとえば、腰痛でまず整形外科に行った方が多いのであれば、
整形ではどんな対応をされたのか?
何の薬を出されたのか?
といった情報をリサーチしておきましょう。近くの整形外科では「痛み止めと湿布で終わり」など、訪れた背景を知ることができます。
そうした実際の患者体験を知っておくことで、ホームページやチラシの「症状別ページ」などに「なぜ整形外科では改善しなかったのか」「当院ではどうアプローチするのか」といったメッセージを盛り込むことができ、患者さんの共感を得やすくなります。
患者さんは「自分のことを分かってくれている」と感じた時に、初めて行動に移してくれるものです。そのためにも、会話の中で出てきた患者さんの声や経験を見逃さず、しっかり記録・活用することが大切です。
集客に伸び悩んだら「4つの視点」に立ち返ろう
整骨院の経営を成功に導くためには、やみくもに施策を試すのではなく、「市場」「ライバル」「自分」「患者さん」この4つの視点でのリサーチが欠かせません。
これらをきちんと押さえることで、「自分の整骨院はどんな立ち位置にあり、どんな人に、どんな価値を届ければいいのか」が見えてきます。
小手先のテクニックよりも先にやるべきは、土台となるリサーチです。今一度、原点に立ち返って見直すことが、集客再浮上の第一歩になります。ぜひ、試してみてください。
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