
整骨院・整体院の集客でムダな行動5選
整骨院や整体院の経営では、「時間の使い方」が成功を左右するといっても過言ではありません。どれだけ努力しても、成果につながらない行動に時間を使っていては、集客も売上も伸び悩みます。
実際、うまくいっている治療院の先生方は、限られた時間とお金を“本当に効果のあること”に集中して投資しています。
そこで、この記事では整骨院・整体院の先生がついやってしまいがちな「集客につながらないムダな行動」を5つ厳選してご紹介します。無駄を減らして、繁盛院への一歩を踏み出すヒントにしてください。
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1.ブログ投稿に時間をかけている
「とりあえずブログを書けば集客につながる」と思っていませんか?
確かに5年〜10年前であれば、症状解説の記事を書いてSEOで上位表示を狙うことは、ある程度効果がありました。しかし現在では、医師などの専門家による記事が優先される傾向が強く、整骨院・整体院のブログが検索上位に上がるのは非常に難しくなっています。
それにも関わらず、「毎日ブログを書いてます!」と時間と労力を費やしてしまっている先生も少なくありません。また、“書くこと”が目的になってしまっていて、集客にはつながっていないケースがほとんどです。
もし症状に関する情報を発信したいなら、ブログではなく「症状別ページ」や、より拡散力のあるYouTubeやInstagramなどのSNSで発信する方が、今の時代には圧倒的に効果的です。
時間は有限です。成果につながらないブログ更新に時間を割くのではなく、もっと効果的な媒体へシフトしていきましょう。
2.Facebookの更新に力を入れている
Facebookの更新も今の時代には合っていません。
確かに以前は、Facebookを使った情報発信が一定の効果を発揮していました。しかし現在では、患者さん層の多くがFacebookを見ていないという現実があります。
治療院業界では、今でもFacebookを使っている先生が多いため、人が集まっていると錯覚しがちですが、実際に見ているのは同業者や一部の経営者層だけです。
本当に来てほしい一般の患者さんは、今やYouTubeやInstagramに移行しているため、どれだけFacebookを頑張っても成果が出ないムダな行動といえます。
もし情報発信を続けるのであれば、今の時代はYouTubeやInstagramといった“見られている媒体”に力を入れましょう。
3.ホームページのアクセス数ばかりを追いかけている
「ホームページのアクセス数を増やせば、集客できるはず」と考えていませんか?
一見もっともらしいこの考え方ですが、実はアクセス数=集客ではありません。多くの先生がアクセスアップにばかり注力してしまい、本来の目的である「来院につながるアクセス」を見落としてしまっています。
たとえば、「腰痛 ツボ」や「腰痛 コルセット」などの検索ワードで上位表示されるようなページを作ると、一時的にはアクセス数が増えることがあります。
しかし、その検索者は施術を受けたい人ではなく、“自分で解決したい人”が多いため、ページを読んで「ありがとう」で終わってしまい、集客にはつながりにくいのが現状です。
本当に重要なのは、「地域名+整体」や「地域名+整骨院」など、施術を受ける気がある“今すぐ客”を集めること。こういった質の高いアクセスを得るには、PPC広告(リスティング広告)などの活用が効果的です。
つまり、数字としてのアクセス数に一喜一憂するのではなく、“集客につながるアクセス”に目を向けることが、これからの治療院経営に不可欠といえます。
4.開業初期にSEO対策に力を入れている
開業して間もない頃や「ネット集客を頑張ろう」と決めたばかりなど、まだ集客がうまくいっていない状態でSEOに力を入れるのは非常にもったいない行動です。
というのも、新規で取得したばかりのドメインは、Googleの評価が低く、そもそも上位表示されにくい仕組みになっています。SEOの効果が出始めるまでには数ヶ月〜1年ほどかかるのが一般的です。
この時期にやるべきは、即効性のある手段に注力すること。たとえばチラシのポスティング、PPC広告(Google広告など)、Instagram広告などです。こういった施策なら、見込み患者さんにすぐアプローチできるため、短期間で集客の成果が見えやすくなります。
そして、ある程度の集客が安定してきた段階で、中長期的にSEOを育てていくのが正しい順番です。SEOは「最後の一手」として考えるべきで、開業直後の“最初の一手”ではありません。
5.開業初期に施術技術ばかり磨くこと
施術技術を高めること自体はとても大切です。しかし、開業初期に集客が安定していない状態で技術ばかりに時間やお金を使うのは非効率です。
なぜなら、技術の高さは実際に受けてもらわなければ伝わりません。さらに、一般の患者さんには、その違いを判断する基準がないため、凄さを実感してもらいにくいのが現状です。
開業当初は、まず集客や経営にリソースを集中すべき時期といえます。そして集客が安定してから、難しい症例への対応力を高めるために技術を学ぶ、この順番が成功のカギです。
「集客→技術→集客→技術」と段階に応じてバランスを取ることが、治療院経営の正しい成長ルートになります。今はどちらに注力すべき時期なのか?ぜひ見極めてみてください。
無駄な行動を手放して、“今”やるべきことに集中しよう
僕たち全員に与えられた時間は、1日24時間、365日同じです。開業直後の先生も、うまくいっている先生も、その時間に差はありません。
違いが出るのは、「時間とお金の使い方」です。成果を出している先生たちは、今何に力を注ぐべきかをしっかり見極め、効果の出る場所に集中投資しています。
一方で、なかなか軌道に乗らない先生は、今ではないタイミングで技術セミナーに行ったり、効果の薄い集客に時間を使ってしまっています。
ぜひ今回ご紹介した“5つの無駄な行動”を見直し、「今このタイミングでやるべきこと」に時間とお金を使ってみてください。それが、治療院経営を成功へと導く大きな一歩になります。
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