
整体院・整骨院のPPC広告|成果が出ない時はどうする?改善法
PPC広告を運用している整骨院・整体院の先生の中には、「なかなか成果が出ない」 あるいは 「以前は集客できていたのに、徐々に反応が落ちてきた」 と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
実は、PPC広告の効果を大きく左右するのはホームページの内容です。特に、ヘッダー画像やキャッチコピーは集客に直結する重要な要素であり、ここを改善するだけで成果が大きく変わることもあります。
今回は、PPC広告の成果が出ないときに、僕ならどのように対策を講じるかについて解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
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ホームページの内容を短くシンプルにする
PPC広告を運用しても成果が出ない場合、まずホームページの文章を短くすることが重要です。とくに、症状別ページに「◯◯症とは」といった長い解説を載せている場合、僕ならそれを削除します。
なぜなら、腰痛に悩む人が検索しているとき、「腰痛とは何か」といった説明は不要だからです。多くの人はすでにある程度の知識を持っており、知りたいのは「なぜ改善しないのか」「どうすれば良くなるのか」という点です。
そのため、Wikipediaのような症状解説は省き、以下のようなシンプルな構成に変更しましょう。
- ヘッダー画像
- 「こんな症状でお悩みではありませんか?」
- 「整形外科や一般的な整骨院で◯◯症が改善しない理由」
- 「当院の◯◯症に対するアプローチ」
- オファー(特典など)+LINE予約・ネット予約・電話番号
- 患者さんの喜びの声
- 院長挨拶・選ばれる理由
- 再度オファー+予約導線
このように構成を見直すことで、読みやすくなり、離脱率を下げることができます。とくに、昔SEO対策として流行した「◯◯症とは」のような詳しい解説を載せている場合、それが原因で集客が落ちているケースも多いです。
今の時代に合わせ、ページの内容を短く・わかりやすく・シンプルにすることを意識しましょう。
ヘッダー画像を変更し、視認性と信頼性を高める
PPC広告の成果が出ない場合、まずページの文章を短くシンプルにすることが大切ですが、それでも効果がない場合はヘッダー画像の見直しを行いましょう。とくに、ヘッダー画像の写真とキャッチコピーは集客に大きな影響を与えます。
例えば、院長が腕組みしている写真や、「なぜ◯◯症は改善しないのか?」といった不安をあおるキャッチコピーは、今の時代には合いません。
そこで、僕なら次のポイントを意識して変更します。
写真:患者さんに話しかけている自然な姿にする(目線を外した構図が◎)
キャッチコピー:「◯◯症の改善」「◯◯症専門の施術」など、短くシンプルにする
ヘッダー画像は、ホームページを訪れた人が最初に目にする重要な要素です。ページ全体をシンプルにしても成果が出ない場合は、ヘッダー画像の改善を試みてください。
ライバルを調査し、差別化を図る
ページをシンプルにし、ヘッダー画像を改善してもPPC広告の成果が出ない場合は、ライバルの調査を行いましょう。
まず、自院と同じ症状に対してPPC広告を出している競合が、どのような訴求をしているのかをチェックします。ライバルと似たような構成になっている場合、価格や立地で不利になっている可能性があるため、どこで差別化できるかを分析することが重要です。
次に、ライバルが訴求していないポイントを探し、他とは違う切り口でアピールします。例えば、競合が「骨盤の歪み」を主な原因としているなら、「関節の可動域」や「筋肉のバランス」など、別の視点を強調することで差別化が可能です。
競合の分析を通じて、自院ならではの強みを見つけ、訴求の仕方を工夫することで、より効果的な広告運用につなげましょう。
Googleビジネスプロフィールを活用する
ホームページの構成をシンプルにし、ヘッダー画像や訴求ポイントも工夫して差別化を図ったにもかかわらず成果が出ない場合、次にチェックすべきはGoogleビジネスプロフィールです。
PPC広告と組み合わせて効果的な集客を目指すために、Googleビジネスプロフィールを最適化し、その症状に関する口コミを集めましょう。これにより、患者さんからの信頼を得やすくなり、集客効果が高まります。
施術動画で分かりやすく伝える
Googleの口コミを集めてもなお集客が伸びない場合、患者さんが施術の流れを具体的にイメージできていない可能性があります。
その対策として、僕なら施術の様子を動画で撮影し、ホームページの「当院のアプローチ」などのセクションに掲載します。これにより、文章や写真だけでは伝えきれなかった施術の雰囲気や流れが明確になり、患者さんの安心感や興味を引きやすくなるからです。
患者さんが納得できる説明になっているか確認
施術動画を掲載し、Googleビジネスプロフィールも活用しているのに成果が出ない場合は、患者さんの「納得感」が不足している可能性があります。
例えば、「足底筋膜炎の原因は骨盤の歪み」と説明しても、患者さんが足と骨盤のつながりを理解できなければ納得しにくいものです。同様に、ばね指や腱鞘炎の原因を「骨格の歪み」と説明しても、手の痛みと骨格の関係が明確でなければ響きません。
そのため、症状別ページでは、一般の患者さんが納得できる理論をわかりやすく展開しているかを見直し、より伝わりやすい説明に修正します。
競争の少ない症状で集客を狙う
あらゆる改善策を試してもPPC広告で成果が出ない場合、その症状での集客は一旦諦め、別の症状にシフトするのも有効な手段です。PPC広告を停止するのも選択肢の一つであり、競争の激しい症状で無理に戦う必要はありません。
より成果を出しやすくするために、ライバルが少ない症状を探しましょう。広告の予算には限りがあるため、競争が激しい肩こりや腰痛よりも、他院が対応していない症状を狙うほうが効率的です。
例えば、「頚肩腕症候群」のページを持っている院が少ない地域なら、そこに注力することで勝ちやすくなります。また、「頭痛」は多くの院が対応していても、「子どもの頭痛」に特化したページは少ないかもしれません。
地域のニーズに対して不足している症状をリサーチし、競争の少ない分野で集客を狙いましょう。
集客が難しい場合の最終手段
これまでの施策を実施しても集客ができない場合、問題はホームページや広告内容だけでなく、他の要因にある可能性が高いです。
その場合、PPC広告を担当している業者を変えるのも一つの選択肢です。また、他の院と差別化を図るために、特定の分野に専門特化することも効果的です。
たとえば、「関節の専門院」や「自律神経の専門院」として、専門性を明確に打ち出すことで、ターゲット層にアピールしやすくなります。
仮説を立てて、繰り返しテストすることが大切
今日は僕が実際に行う改善方法をお伝えしました。
症状別ページを作成し、PPC広告を運用しているのに集客がうまくいかない、または以前のように集客できなくなったという悩みを抱えている先生方は珍しくありません。
重要なのは、1回で諦めないことです。集客ができない理由は必ずどこかにあるので、問題の所在を見つけ、次々と改善策を試すことが大切です。
何度も仮説を立ててテストし、迅速に行動することで、集客の成果は大きく変わります。ぜひ、試してみてください。
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