
整骨院の5回目リピート率を上げる動画活用術
整骨院では初回から数回までは通ってくれる患者さんが多いものの、5回目以降になると離脱してしまうケースが目立ちます。症状が楽になった段階で通院が途絶え、途中で来なくなることも少なくありません。
その原因は「患者さんの不安や疑問が解消されていないこと」と「初回との一貫性がないこと」の2つです。こうした課題を解決するには、動画を活用して事前に患者さんを教育する方法が効果的です。
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リピート率が下がる原因① 不安と疑問の放置
初回に丁寧な説明をしていても、2回目・3回目と通院が進む中で患者さんはその内容を徐々に忘れていきます。なぜなら、
「このまま通い続けて本当に良くなるのか?」
「あと何回で良くなるのか?」
「他の整骨院の方が合っているのでは?」
といった新たな疑問や不安が生まれることで、通院の継続に迷いが生じるからです。こうした不安を放置すると、5回目以降のリピート率は確実に下がってしまいます。
リピート率が下がる原因② 説明の一貫性不足
初回に立てた施術方針や通院計画が、2回目・3回目以降にぶれてしまうと患者さんの信頼は薄れます。
たとえば「早期に良くなって卒業しましょう」と伝えたのに、途中から「メンテナンスが大事」と方針が変わると「話が違う」と感じられてしまうものです。
この説明の一貫性がないことが、通院のモチベーションを下げ、5回目以降の離脱を招く大きな要因になるので注意しましょう。
整骨院のリピート率を上げる鍵は「集客前の教育」
多くの整骨院では、PPC広告やチラシで集客した後、初回の来院時に症状説明や施術計画を伝えています。しかし、リピート率が高い整骨院は「集客前」にすでに患者さんへの教育を済ませていることをご存知でしょうか?
たとえば紹介患者さんは、来院前に紹介者から「どのくらい通えば良くなるか」「どんな効果があったか」を聞いているため、安心して通院を続ける傾向があります。
このように、来院後ではなく集客の段階で患者さんの不安や疑問を解消することで、5回目以降のリピート率は格段に上がります。だからこそ、「どうやって集客前に教育するか」を考えることが重要です。
整骨院のリピート率を高める「動画活用術」
来院前から患者さんの不安や疑問を解消できれば、5回目以降の離脱は防げます。そこで、取り入れていただきたいのが動画を使った教育法です。
ここからは、具体的にどのタイミングでどんな動画を活用すれば良いのかをご紹介します。
集客前に教育動画を届ける重要性
多くの整骨院は、院内紹介や院長挨拶の動画は用意しているものの、症状良くなるまでの通院ペースや施術計画を詳しく解説する動画までは発信できていません。
実は、こうした情報を来院前に伝えておくことで、患者さんの不安を軽減し「通い続けるべき理由」が明確になります。
とくに紹介患者さんがリピート率が高いのは、来院前に既に情報提供(教育)がされているからです。YouTubeなどを活用して「通院の目安」「施術の流れ」「症状の根本原因とアプローチ」を事前に動画で伝えることで、リピート率が大きく改善します。
LINE予約後に教育動画を送る
LINE予約が主流の今、予約確定後〜初回来院前のタイミングは絶好の教育チャンスです。予約完了時に「初回前にご覧ください」と案内動画をLINEで送ることで、患者さんの理解と期待値を高め、初回から2回目・5回目へのリピート率が向上します。
この事前教育によって、質の良い患者さんが集まりやすくなり、「初回割引で患者の質が下がるのでは?」という不安も解消されます。
初回・中問診後も動画フォローで定着率アップ
初回施術後や中問診後にも、LINEで「今日の内容の復習動画」や「今後の通院ペース・自宅での過ごし方動画」を送ることで、患者さんは内容を再確認でき、納得感と信頼感が増します。これにより、5回目以降の継続率やメンテナンス移行率も自然と高まります。
「来院前」「初回後」「中問診後」と段階ごとに動画フォローを行うことが、患者さんを常連化させる鍵となります。
来院前後の「継続教育」で5回目の壁を越えよう!
多くの整骨院は「来てから説明すればいい」と考えがちですが、それだけでは患者さんの不安は解消されず、継続率は伸びません。
大切なのは、来院前から動画でしっかりと教育し、来院後も対面だけでなくLINEなどを活用して繰り返し情報提供することです。
これが実践できれば、5回目のリピート率は確実に上がり、常連患者さんへと自然に育っていきます。ぜひ、取り入れてみてください。
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