整骨院の問診・検査でやりがちな失敗3選|改善してリピートUP!
技術力は問題ないのに、なぜかリピート率が悪い先生はいませんか?その場合、問診と検査に原因があるかもしれません。
今日は途中離脱の多い整骨院の先生が、ついやってしまいがちな「問診・検査中での失敗パターンを3つ」ご紹介します。一つ一つ解説いたしますので再訪を増やしたい先生は、ぜひチェックしてみてください。
目次[非表示]
- 1.1.会話になっていない
- 2.2.言い切っていない
- 3.3.自分だけが理解している
- 4.まとめ
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1.会話になっていない
ついついやってしまいがちな1つ目の失敗パターンとして、「会話になっていない」ということがあげられます。ほとんどの場合、問診の前後に院の方針や通院期間、回復曲線の話などをするのではないでしょうか。
実際に僕もコンサルをするなかでロープレを行い、問診をしてもらうことがありますが、先生が一方的に話をしてしまっているケースが多々みられます。一方的な内容は、単なる説明になってしまい患者さんの頭の中に入っていきません。
患者さんと信頼関係を築くためにも、会話のなかで問いかけを入れてリアクションを引き出し、しっかりコミュニケーションを取りましょう。
2.言い切っていない
2つ目の失敗は、「言い切っていない」という問題点です。「◯◯さんの症状は恐らくこうだと思います。」「 〇〇だと考えられます。」といった曖昧な表現を使っている限り、どんなに技術力が高くてもリピート率は上がりません。
このような話をすると、例えば「6回で良くなると言い切って、その通りになるかわからないじゃないですか」と言われることがありますが、その際は「6回かかることが多いです」とお伝えしましょう。
もしそれ以上かかりそうであれば、「〇〇さんの状態は◯◯なので、最初に6回とお伝えしましたがもう少しかかります」と現状の体の状態をきちんと説明したうえで、もう少し通院が必要なことを言い切ってください。
状況が変わるようなら気付いた段階で訂正すれば良いので、断言することを恐れてはいけません。
慣れないうちは難しいかもしれませんが、技術力の勉強や臨床回数が増えていくなかで徐々に言い切れるようになっていくので、話をする際は断言した方がリピート率が上がりやすいことを覚えておきましょう。
3.自分だけが理解している
3つ目のよくある失敗は、自分だけが理解している「説明不足」の状態です。というのも、問診・検査を行った際に言葉足らずな先生が数多くいらっしゃいます。
例えば、問診で患者さんから症状を聞いた際に、「そこが痛むのは◯◯筋が原因だな」、検査で体をチェックした際に、「左の方が向きづらいということは、◯◯の筋肉と〇〇の関節のロックがかかっているな」など、先生の頭のなかだけで完結してしまっていませんか?
心の声は、きちんと言葉にして出さなければいけません。自分だけが理解しようとせずに、心の声を言葉にするだけで驚くほどリピート率は上がります。
患者さんは不安な気持ちを抱えている
問診・検査は、先生が患者さんの状態を把握するためにあるものですが、それだけだと患者さんは置いてけぼりです。患者さんは不安な気持ちを抱えているため、自分の体がどうなっているのか、本当に良くなるのか知りたいわけです。
その不安な気持ちを残したまま施術に入るのではなく、「ここの筋肉が痛むということは、◯◯に原因がある可能性が高いです」といった感じで、心の声を言葉にしてあげると患者さんは安心できます。
また、患者さんは体の状態が良くなったときはもちろんですが、自分の体の状態が理解できたときにも喜びを感じます。この2回の喜びをきちんと味合わせてあげることが大切です。
リピート率の低い先生は、この2回の喜びを与えられず満足度が低くなりがちなので、説明不足をやめてリピート率を高めましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今日ご紹介した3つを見直すだけで、他のトークを変えずともリピート率は上がります。
- 会話になってない
- 言い切ってない
- 自分だけの問診・検査になっている(説明不足)
いずれも簡単に見直せるものなので、ぜひやってみてください。
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