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整骨院に有効なコロナ対策7選&有効な対策3選を詳しく紹介!

新型コロナウイルスの流行は、様々な業界に影響を与えています。

整骨院にとっても例外ではなく、多くの整骨院経営者が経営悪化の影響を食い止め、売上を回復したいと考えています。


コロナ禍において「経営改善の施策は限られている」と考える方も多くいますが、一方で、市場の変化は逆にチャンスと捉えることもできます。


新型コロナウイルスの感染防止策や、コロナ禍における整骨院の有効な対策を知ることで、競合の整骨院と差別化し、経営を上向きにしましょう。

目次[非表示]

  1. 1.コロナ禍における整骨院経営の実情
  2. 2.整骨院に有効なコロナ対策を紹介!
    1. 2.1.マスク・フェイスガードを着用する
    2. 2.2.院内や従業員・施術者の消毒を徹底する
    3. 2.3.従業員の体調管理を徹底する
    4. 2.4.院内を定期的に換気する
    5. 2.5.カウンターにパーテーションを設置する
    6. 2.6.列ができる場所に等間隔でテープを貼る
    7. 2.7.会計時はキャッシュトレイを活用する
  3. 3.コロナ禍に有効な整骨院運営のポイント2つ
    1. 3.1.予約優先制度を導入する
    2. 3.2.衛生管理における徹底度をアピールする
  4. 4.整骨院経営には助成金の活用もおすすめ!
  5. 5.まとめ


コロナ禍における整骨院経営の実情


整骨院を含む施術所は、新型コロナウイルス流行における休業要請の対象外となっており、通常通り業務を行うことができます。


一方で、休業要請の対象外であることから、新型コロナウイルスの影響で休業しても、「休業要請協力金」を貰えません。

そのため、コロナ禍で来店する患者さんが減少しており、閉店する整骨院が増えています。


新型コロナウイルスの感染経路は、主に飛沫感染や接触感染が挙げられます。

接骨院は接触を含む施術を行うため、来店を避ける患者さんも多い傾向です。


整骨院経営を行う上で、赤字や閉店を回避するためには、新型コロナウイルスに対抗するための戦略を考えなければなりません。

そのためにも、コロナ対策の具体的なポイントについて学ぶ必要があります。



整骨院に有効なコロナ対策を紹介!

コロナ対策には様々な施策がありますが、業種によって有効な方法は異なります。

そのため、整骨院経営者は、整骨院に有効とされるコロナ対策を行うことが大切です。


また、新型コロナウイルス感染防止策は、施術者・スタッフ・患者さんを守るため、新型コロナウイルスの特徴を把握した上で実施しなければなりません。

以下では、整骨院に有効なコロナ対策を7つ紹介します。



マスク・フェイスガードを着用する


新型コロナウイルスは、接触だけでなく飛沫によっても感染します。

飛沫感染は、咳・くしゃみ・会話などによる唾(つば)からウイルスが放出され、口や鼻でウイルスを吸い込むことにより発生します。


飛沫感染を防ぐためには、マスクやフェイスガードの着用が効果的です。

施術者・従業員におけるマスクの着用は当然のこと、患者さんにもマスク着用を協力してもらいましょう。



院内や従業員・施術者の消毒を徹底する


新型コロナウイルスは、プラスチック表面下で最大72時間生存することが報告されています。

施術ベッドなどの設備・機材をアルコール消毒液で除菌することはもちろん、従業員や施術者は定期的に手指の消毒を行い、接触感染を防ぎましょう。


また、感染の疑いがある人を院内に入れないことも大切です。

施術者や従業員は出勤時に検温を実施し、患者さんにも来院時における検温に協力してもらいましょう。



従業員の体調管理を徹底する


コロナ禍では、こまめな手洗い・うがいなどの基礎的な対策も含め、従業員の体調管理を徹底する必要があります。

以下は、体調不良になった際に、特に注意が必要な症状の例です。


・37.5度以上の発熱

・咳やくしゃみ

・全身のだるさ

・息苦しさ


上記の症状は、新型コロナウイルスに感染した人に出やすい症状と言われています。

従業員に該当の症状がある場合には、出勤しないよう指示してください。



院内を定期的に換気する


新型コロナウイルスの感染を予防するためには、「密閉・密集・密接」の回避が重要です。


3つの密の中でも、特に整骨院では「密閉」に気を付ける必要があります。

窓やドアを開けて、院内を定期的に換気しましょう。


換気する際には、2つ以上の窓やドアを開けることで空気の流れを作りやすくなり、浮遊するウイルスの除去が期待できます。

また、個室などの空気が留まりやすい場所では、空気清浄機の利用がおすすめです。



カウンターにパーテーションを設置する


患者さんと対面する受付カウンターには、パーテーションを設置して飛沫感染を防ぎましょう。

パーテーションは下部にスペースがあるタイプを選ぶことで、診察券や金銭の受け渡しがしやすくなります。


また、受付カウンターだけでなく、施術スペースにもパーテーションを設置しましょう。

各ベッドの間にパーテーションがあることで、患者さんも安心して施術を受けられます。



列ができる場所に等間隔でテープを貼る


コロナ禍においては密集を防ぐために、ソーシャルディスタンスを保つ必要があります。

列ができる場所など、混雑が予想される場所には等間隔でテープを貼り、密集を防ぎましょう。


また、混雑を防ぐためには列ができる状況をなくすことも大切です。

整理券の配布や予約制度を実施し、患者さん同士が近づく機会を減らしましょう。



会計時はキャッシュトレイを活用する


金銭の手渡しは、会計時に接触する可能性を増やします。

会計時にはキャッシュトレイを活用し、できるだけ患者さんとの接触を減らしましょう。


また、患者さんにクレジットカードや電子マネーを用いた会計をお願いすることも、感染対策に繋がります。

整骨院にキャッシュレス決済を導入することで、患者さんにとって利便性が上がるだけでなく安心感も高まるでしょう。


コロナ禍に有効な整骨院運営のポイント2つ


新型コロナウイルスの流行は、整骨院業界に大きな打撃を与えています。

一方で、コロナ禍においても、患者さんのニーズをきちんと汲み取り、売上を維持・向上させた整骨院も存在します。


以下では、コロナ禍に有効な整骨院運営のポイント2つを紹介するため、ぜひ参考にしてください。



予約優先制度を導入する


予約優先制度とは、事前予約の患者さんを優先して案内する方法です。


予約優先制度を取り入れることで、整骨院の混雑を防ぐことができるため、有効なコロナ対策となります。

また、患者さんの待ち時間を減らすことができる点もメリットの一つです。


予約をとるためには、初回のカウンセリング・施術で、次回の予約を取ると良いでしょう。


初回のカウンセリング・施術で次回予約を取る流れ

①患者さんの話を丁寧に聞き、どのように困っているかを把握する

②症状の原因に加え、いつまでにどの程度改善するというゴールを設定する

③ゴールに到達するための具体的なプランを提案する

④プランに沿って次回来院の予約日を決定する

⑤次回の来院日を診察券に記入する

予約優先制度を活用し、予約を積極的に取ることは売上向上にも繋がります。



衛生管理における徹底度をアピールする


コロナ禍の中、多くの患者さんは、コロナ対策が徹底されているような少しでも安心できる整骨院に通いたいと考えます。

そのため、施術所内の衛生管理を徹底し適切にアピールすることで、集客効果も上がるでしょう。


例えば、マスク・ベッドシーツ・施術着を患者さんごとに取り換え、可能な限り交換時に使用する衛生用品の色も変えることがおすすめです。

色が変わることにより、患者さんも「その都度、衛生用品が取替えられている整骨院だ」と分かり、安心できます。


また、自院で行っている衛生管理対策を、ホームページ・ブログ・SNSなどで発信することもおすすめです。

多くの患者さんは、インターネットを利用して整骨院の情報を調べるため、衛生管理の徹底度を有効的にアピールできます。



整骨院経営には助成金の活用もおすすめ!

様々なコロナ対策を実施し、経営をうまく軌道に乗せるためには、ある程度の期間が必要です。

新型コロナウイルス流行による悪影響で、当面の資金繰りに苦慮している場合は、「雇用調整助成金(新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例)」を利用しましょう。


以下は、雇用調整助成金の詳細です。


雇用調整助成金の詳細

・概要

雇用調整助成金は、事業主が労働者に休業手当などを支払う場合、その一部を助成する制度です。


・対象者

新型コロナウイルス感染症に伴う特例措置では、以下の条件を満たす全ての業種の事業主を対象としています。

①新型コロナウイルス感染症の影響により経営環境が悪化し、事業活動が縮小している

②最近1か月間の売上高または生産量などが前年同月比5%以上減少している

③労使間の協定に基づき休業などを実施し、休業手当を支払っている


・金額

平均賃金額×休業手当などの支払率×下表の助成率(1人1日あたり15,000円が上限)


助成率
区分
大企業
中小企業
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業主
2/3
4/5
解雇をしていないなどの上乗せの要件を満たす事業主
3/4
10/10

出典:厚生労働省雇用調整助成金(新型コロナ特例)」/https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html)


雇用調整助成金の対象は広く設定されているため、新型コロナウイルス流行の影響を受ける多くの整骨院が対象となります。

また、助成金の返済は不要であるため、条件に合致する整骨院は、積極的に助成金の申請を検討しましょう。


雇用調整助成金を利用することで、従業員に対して休業手当を支給しやすくなります。

従業員の雇用を守ることができるため、勤労意欲の向上にも繋がるでしょう。



まとめ


新型コロナウイルスの感染拡大により、治療院業界にも大きな影響を与えています。

整骨院の経営状態が厳しい場合は、雇用調整助成金を利用し、従業員の休業手当にかかる費用を援助してもらいましょう。


さらに、今回説明したポイントを参考に、有効なコロナ対策を実施することで、競合の整骨院と差を付けられます。

特にインターネットを利用したコロナ対策は、外出自粛の風潮とも相性が良く、売上増加に大きな効果を発揮します。


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